今朝早起きして年明け初のお花屋さんへ。
日ごろの運動不足解消の為、お店まで歩いたら空が澄んでて気持ちよかった。
随分昔、どうしても住んでみたくてイギリスに約半年ほど滞在していました。
どの外国にいるよりも自分に馴染んでストレンジャーの私にもみんな優しくて。
ただ、街を歩くだけで、カフェにいるだけでも、なんていうか落ち着いた。
ある冬の昼下がり、語学学校の帰りバスを待つ私にとても優し気な老婦人が
話しかけてきた。どこにいてもおばあさんやおばさんにモテる私。
人懐っこい笑顔に安心して約30分のバスの旅のお友達に。
数年前、旦那さんが亡くなったとか優しい息子は遠くに住んでるとか
時々このバスに乗ってお友達に会いにいくだとか。
そんなたわいもない世間話でも覚えたてのお子様レベルの英語頭の私には
新鮮で。あっという間にバスはもうすぐ停留所。
（ではまた）と彼女に向き合った時シワシワの暖かい手でそっと私の頬に触れ
突然彼女はこう言った。
（あなたは我慢しすぎよ。もっと泣かないと）。
え？と思いつつ笑顔だけ返したけど、なぜか納得したあの感覚。
彼女はイギリスにはよくいるミディアムなのかな？
そういえば目が優しくてなんか安心する人だったな。
その夜はあの不思議な感覚となんとなく神様に頬をなでられたような
ありがたさと、色んな思いが混ざり合ってちょっと泣いた。
でも、かなしみではなくて。沢山の愛情をふわっとかけられたような。
（感謝）というのが近いかも。
その後、何度かそのバスに乗ったけど１度も会わなかったな。
今日はあの日みたいに少し曇っていてイギリスみたいなお天気で、1月で。
思い出しちゃった。
かれこれ10年以上経つけど、なぜかあの時のあたたかい
あの感触だけは今でも鮮明に覚えているのです。
ありがとう。
鮮やかなアネモネ。
新年にふさわしく
色とりどり。
この映画を初めて見た時は暫く動けなかった
程、深く感動した。
なんだか懐かしくて.
衣裳も素晴らしい。
明日は雨だとか。でもLucindaは営業しております。
皆様の御来店お待ちしております。
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