2016年9月30日金曜日

美しい世界★


こんばんは。
昨日の定休日は雨の中、デザイナー愛子ちゃんと木屋太(今河織物株式会社)さん
へお邪魔してきました。
先週末の展示会に伺えなかったのですがぎりぎり昨日ならばと
宗一郎さんと奥様の真代さんそして素敵なお母様にもににこやかに
お出迎え頂きました。

毎回こちらの展示会には吸いこまれるように伺うのですが
今回は衣装の仕事の手を止めた愛子ちゃんと久しぶりに・・。

亡くなった父が呉服の仕事をしていて小さい頃から家で反物や
着物の写真などに触れる機会が多く、日常着る機会はなくても
なぜか(見る目)だけは養われた私。

学生時代、アンティークの着物にハマり一時着ていましたが
いわゆる(着物)の世界にはあまりピンとくるモノがなく過ごしていました。

苔香居での(きもの虫干し会)にて初めて真代さんの美しいきもの姿を拝見し
(着物ってこんなに素敵だったんだ!)と感動して以来のお付き合いです。
代々続く織物会社の社長さんご夫婦ながらとてもとても気さくでお話も楽しく
いつも時間を忘れついつい話し込んでしまいます。


ファッション性だけに囚われた昨今のきものブーム。
ネイルやメークも洋服の時のままに
平気で浴衣を街着として出歩くお嬢さんたち。
せっかくに日本ブームなのだから着物のセオリーから学んだ方が愉しめるのにな。
とはいえ私もその一人かも。

伝統工芸という枠を守ろうとする想い、とその中でいかに新しいモノ
に挑戦していくかという葛藤。そしてそれだけではない人を引き付ける何か。
心を掴まれてしまう何か。
多分、それが才能というものなのでしょう。

木屋太さんの着物は洋服好きの方々に人気なのも納得。
まだまだ着物の世界は奥深く見ているだけの私ですが(ファースト木屋太)はこれにする!
というのも決まりいつかその着物姿でお出かけするのが今から楽しみです。


















この帯の花のピンクだけで6色ほどの糸が使われているそうです。
糸の濃淡で花の表情をしかも織物で作るなんて!
愛子ちゃんは絶句してました。














もうただただ黙ってみとれる私達でした・・・。
宗一郎さん、真代さん、明るくて素敵なお母様。
連日の来客でお疲れのところありがとうございました。

木屋太(今河織物株式会社)・・着物サローネという展示会が年に2回あります。
http://kiyata.jp/
ホームページも宗一郎さんのブログも素敵です★



まだまだ不安定なお天気が続きますが続々と新作も増えました。
Lucindaにて皆様のお越しをお待ちしております。

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